外国人力士の日本語習得方法

同じ外国人スポーツ選手でも野球やサッカーの選手と比べると相撲の力士の日本語のレベルははるかに優れています。だれもがあのくらい英語が話せたらと思います。しかし外国人力士が他のスポーツより言語習得能力が高い訳でも学習方法が優れている訳ではありません。私の見方では皮肉な事に良く批判される相撲界の閉鎖的な環境が言語習得に大変向いているのです。詳しい事は外国人力士の日本語習得研究をご覧ください。

相撲の世界では親方、おかみさん、兄弟弟子等まわりの人も日本語習得に貢献しています。相撲界は確かに言語習得には向いていますがこの言語学習方法を真似ようとするのはまったく意味がありません。なぜならば必然的に言葉を話さなくてはならない環境を作る必要があるからです。このように環境を激変させることは通常の生活では不可能なことです。

私は日本人はだれもいないカルフォルニアの小さな町の大学に行って数年で英語を話せるようになりましたが、もし英語を最初から覚えるならば同じ方法はとりません。今語れば楽しい話しばかりですが実体は恥ずかしさと悔しさで覚えた英語で少しも知的な学習方法ではありませんでした。何よりも効率の良い覚え方ではないのです。我々が望むのは楽しんで学習できて知的で効果的な英会話学習方法です。この外国人力士の日本語習得と歴史上最も成功した外国語習得法と非常に似ている点は面白事です。特に閉鎖的で言葉漬けにすることです。

またどちらも言語を習得すれば得になるという利害が働いています。このような環境に自分を置くことはできませんしあまり望ましい環境ではありません。外国人力士の日本語はうまくなっていますが自分の母国語はどうなっているのでしょうか。きっと母国の家族に時々手紙を書くとか、読むとかあるいは母国のビデオを見るくらいだと思います。逆に考えれば日本語漬けの生活が母国語を犠牲にしている場合も多々あると思います。外国人力士の場合は自分のベースになる言語が母国語から日本語にシフトしても引退後に日本語がそのまま生かせますので問題は無いのです。しかし我々は母国語の日本語を犠牲にしてまで英語をやりたい訳でありません。

我々は日本語を母国語として第二言語として英語を習いたいのですから外国人力士が日本語学ぶ方法を真似をする事もできないし参考にする事はありません。敢えてあげると言語の接触する機会を増やすと言うのは我々の英会話学習の参考になるかもしれません。これと同じ理由で「英語漬け」にして英会話を覚える方法もありますがどうしてもある期間で英語を覚えなくてはならない場合以外は避けるべきです。

1日中プールの漬けておけば水泳は上手くなるかも知れませんがあまり科学的で効率の良い方法ではありません。英会話を楽しみながら長く続けるのであれば自分の得意な学習方法を身に付け、それを他の学習にも使えば長い人生の糧となるはずです。英会話は英語を身に付けるだけでなく学習方法を身に付ける大事なチャンスでもあります。

英語の成績の良い生徒は他の学科の成績が良い生徒が多いそうですがそれは英語の学習方法の基本は他の学科の学習方法の基本となるもので、そのノウハウは他の学科にも有効であるからなのだそうです。

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