自然な英語のリスニング練習

スポーツにおいて視覚能力を高める事は大変重要ですが、視覚を鍛えるのは難しい事です。実際の運動をするのではなく、もっと効率の良い方法として視覚付加トレーニングが考案されました。これは愛知工業大学の石垣尚男氏が考えたもので、特別なゴーグルを使い、電機が流れると曇って見えなくする方法です。これは見える時間と見えない時間を0.1秒刻みで設定することができます。かけた人は目を何回も瞬きしたような感じになります。

スポーツにおいては動体視力、眼球運動、周辺視野、瞬間視力が必要になります。例えばこのゴーグルを付けてサッカーのリフティングの練習をすると瞬間視力が際立って向上するそうです。壁に張ったボード上のあちこちで点滅する光を手で触る練習をすると、眼球運動が活発になるそうです。

速読にも有効でゴーグルをかけて週三回10分間のトレーニングで本を読む時間が2割短縮されたそうです。まだこの研究は一般的ではなく視覚負荷トレーニング用ゴーグルは非常に高価なようですが、もしかするとスポーツ選手が効果的な視覚のトレーニングができる時代になるかも知れません。

では英語では聞く練習はどうしたら良いのでしょうか。現在市販されている聞き取り練習はとにかく多量に聞かせる方法が主流です。しかし私の体験からはインプット重視の聞き取り練習は非効率的で限界があります。この限界については「洋画を1000本見たら」で詳しく説明してありますので参照してください。

もう一つは発音練習ですが、発音できる事と聞き取れる事が「発音できても聞き取れない」で別の能力であることは既に書いてあるように、直接に関係はありません。英語の聞き取りは音を使うために上記の視覚付加トレーニングの手法はとれません。音は空気の振動を使うために細かく切り刻む事が非常に難しいからです。また音声の認識は音のつながりが重要であり、音の変わり目が重要ですから音に何等かの負荷を与える練習も非常に困難な面があります。

英語のリスニングは何かの手掛かりを聞くようにしなければ、分からない音は何度聞いても分からないものです。その音の手掛かりを得るために、私の体験では発音を軸にして聞き取りを同時に進める方法はインプット重視や発音重視よりは効果的だと思います。そして音声を音素の並びの静的なものではなく、音のストリームとして動的に捉えると聞き取りもかなり時間的な余裕が生まれると思います。

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