英会話能力別の効果的学習方法

英会話を勉強する場合に段階別の勉強が効果的です。それは英語である程度話せるまでの練習と、発音ができるので話すための練習と、上手に話すための練習はそれぞれが違うからです。例えば英会話を習い始めたばかりの人が何時間も英語の映画を見ていても面白くありませんし、どれ程の時間を掛けてもまったく意味がありません。理解もできないのですら、どのような音であるかも分からずに、単なる音として聞こえるだけです。特にこの中でも英語を話せるようにするための練習は大変重要な意味を持ちます。英会話学校でネイティブが教えているところがありますが、英語を話せない場合には大変に効率の悪い学習方法になります。会話ができないので話がはずみません。相手が日本語を分からなければコミュニケーションさえままなりません。会話をしているうちの話せるようになると思うのは英会話学校の宣伝で間違いです。

子供はなんとなく話している間に話せるように感じますが、実は子供は長い時間かけていろいろな事を学んでいるのです。幼児は相対音感の発音を習いながら、意味を理解して、他の人の話すのを聞いて言葉を身に付けていきます。英語の完全な発音を完成するまでには8年から9年もかけています。5才くらいになるとかなりの語彙を理解して大人とも話せるようになります。それまでには膨大な時間をかけて発音練習や、理解の練習や、聞く練習をしているから話していながら更に発音や語彙を増やす事が可能です。

英語を第二言語として習う場合も音を媒体として学習する事は同じように学習するのが効果的です。英会話の学習で発音とか文法とかリーディングを別々にする場合がありますが、話し言葉を学習するのであれば最初から音の媒体で習う方がずっと効果的になります。英語の学習で一番難しいのは話ができるようになるまでの練習です。最大の難関は臨界期を過ぎると子供時代のように周りの人達が言語習得に協力的ではありませんので、当然一人で練習する時間が多くなります。これは英語文化圏に住んだとしても同じ事です。

なるべく早い段階で話す力と聞く力をつく練習をして会話をしながら、または英語の映画を見ながら、テレビを見ながらでも勉強になるように英語力をつけるべきです。その目安は自然な英語を聞いてどんどん覚えられるくらいの能力になれば、英語を聞く事により英語力が付いてきます。ほとんどの日本の英会話学習者はこの段階の練習が不十分です。多くの人はこの準備が不十分のまま英語をたくさん聞いたり、たくさん話したりしますが、これは時間を掛ける割には効果が上がりません。分からない英語は何回、何時間聞いても分かりません。またこの段階の学習が楽しくないから、覚えも悪く、学習にも身が入りません。

次の段階は会話をするための練習です。これはなるべく話す機会を増やすことです。この練習は相手がいなければ一人でも勉強はできます。英語の映画やテレビを見る事も良い勉強になります。もちろん本を読む事も決して悪い事ではありませんが、同じ時間を掛けるなら話し言葉を使ったり、聞いたりすべきです。まだこの段階では文字で読んだ物を話し言葉にするのは難しい事です。文字が即自然な音として発音できない可能性があります。文字データを練習して自然な音にするなら、最初から音声を聞いた方が直ぐに使えます。もし、事前に準備した英語を話さなければならない場合は何回か発音の練習しておくべきです。

この段階では学習者の性格は大変重要な要素となります。私がアメリカの大学に行っていた時も英語がうまく話せるようになるかどうかは、その人の性格的ものが大変影響していました。社交性のある人は英語も速く上達します。英語を上手く話すのであれば、自分の性格を変えて明るく、誰とでも話せるような社交術は英語会話が堪能になるには絶対的な条件だと思います。日本語でも話が上手い人と、話が下手な人がいますがほとんどの場合は滑舌が良いとかの発音上の問題でなく、話の内容がためになるとか面白いとか、そしてそのプレゼンの仕方が上手なのです。

最後の段階はいかに上手に話すかの練習です。アメリカの大学では日本の国語にあたる英語の他にスピーチが必須となっており、話すためのいろいろなテクニックを習います。事前に話す内容をまとめるとか、アイコンタクトに注意するとかは基本です。上手に話すためには事前の準備が必要となり、それを話すプレゼンテーションも練習ができるならやっておくべきです。この段階の練習はもう英会話の練習よりは話すための学習であり、それを英語でやるだけの事です。通常の会話では話題が重要になりますので、多くの事に関心を持って知識や用語を多く知っておくことが重要です。

この段階になれば本で読んだ事を自然な発音で表現が可能となりますから、いろいろな知識が総合的な会話力を増進します。アメリカの大学では教養課程に必ずスピーチをとる必要があります。これは英語の課目とは別の扱いの単位となります。

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