子供はどうやって言語を習得していくのか

良く子供は言語習う天才と言いますが本当に天才と言える程の能力なのでしょうか。もし天才ならどの能力が天才なのでしょうか。もし天才であるなら、臨界期を過ぎた大人がその天才のノウハウを活用することはできないものでしょうか。

そのためには人間は生まれてからどのような過程で言葉を覚えていくのかを知る事は英語学習に有益です。人間の赤ん坊は生まれてから言葉の意味を理解する前から音声のリズムやテンポやメロディに興味をしまします。「歌うネアンデルタール人」のミズン氏によると人間の赤ん坊は絶対音感を持って生まれてくるのではないかと言っています。
母親もそれを知っているかのように、この時期の幼児語は非常にピッチの高い音を使うと言っています。そして本格的な言語を学ぶ前に絶対音階を持っており、本格的な言語を身に付ける前に絶対音階を脱学習して相対音感を学習すると言っています。音楽サバン症候群ほとんどが、また自閉症の方が絶対音階を持つ多くの音楽才能の豊かな方々はこの絶対音階の脱学習が終了していない段階ではないかと言っています。

乳幼児は耳で聞いた音からどのようにして意味を取り出しているのでしょうか。それはウィシコンシン大学マディソン校の心理学者であるジェニー・サフラン氏は乳幼児が連続する音の流れを聞いて統計的な規則性を検出できることだと言っています。いろいろな実験の結果、乳幼児生まれて数ヵ月もするとは同じ連続の音節を聞くと、相対音感で同じ順序の音節の並びが繰り返し現れると言う統計的規則性の抽出に専念していることが分かりました。乳幼児は

人間の幼児とは言え、単なる母親の真似をしているだけでなく、自分で相対音感による規則性を学ぶ事ができるのです。

英語文化圏の場合だけでなく、どの言語においても単なる母親の真似をする訳でなく、相対音感による自分で音声の特性を学んでいきまので、意外と時間のかかるプロセスです。他の言語の同じだと思いますが、英語の場合に音声認識は18ヶ月で25%、24ヶ月で75%、36ヶ月で100%の理解度になるそうです。

理解度とは子供の家族ではない人が子供の発話をどのくらい理解できかと言う割合です。つまり幼児が発音して、100%理解できるようになるのは3才であり、英語の発音を完成するのに生後3年、言葉をおぼえてから2年近くかかります。この場合は日常必要な表現です。難しい単語や表現の発音や聞き取りはこの段階でできません。

子供は3才くらいから言語の基礎を理解し始め、色々な難しい連続音も含めるとほぼ発音を完成するのが10才くらいです。文法は5才くらいでほぼ覚えますが、この年齢になるとほぼ正しい発音ができるようになるものの、まだL、R、S、K、TH、CH、SH、TH等がしっかりとしていません。言語として完成するのはやっと10才くらいなのです。複雑な表現のいろいろな発音を完成するまでには話し始めてから9年くらいの年月が必要なのです。

アメリカのアイオワ州のルーサー大学の言語学者のキンバリー・パウエル氏は次のように言っています。人間は生まれて3ヶ月で言語に反応を始めます。生後6ヶ月もすると話しかけると、話し手の方を向くようになります。

1才ではまだ"bye、bye"、 "ma、ma."くらいしか分かりません。生後18ヶ月くらいになると簡単な質問に答えられるようになります。

2才では約300ワードくらい理解できます。このくらいになると"more milk"、"all gone"、"my turn"、"Where is mommy/daddy?" とか"get your coat"くらいの表現が理解できます。

3才では約900ワードくらい理解し、200ワードはきれいに発音できます。

4才では約1,500から2,000ワードくらい理解できます。話す言葉は通常4から5ワードくらいの文章です。4才くらいになると"close the book and give it to me"のような、2段階の指示などが理解できます。文章は通常4から5ワードくらいの長さです。

5才では約2,500から2,800ワードくらいを理解して、約1,500から2,000ワードくらいを話せるようになります。

しかし何と6才では約13,000ワードくらいを理解できるようになると言うのです。
7才では約20,000から26,000 ワードくらいを理解できます。このくらいになると相手の間違いを指摘できるようになります。

高校卒業する頃、年齢で18才頃には平均的に6万語くらい理解できます。すると8才から18才までに約40,000ワード弱を覚える訳になります。するとこの10年間にずっと同じペースで覚えていくと、年間に4,000ワード弱の単語を覚えることになります。

まとめてみると5才から7才にかけ語彙力は年間に約10,000ワード程覚え、驚く程の記憶力を発揮することになります。1日に10時間寝るとしてもこの2年間の起きている間に1時間当たり2つの単語を覚え続ける事になります。だからと言って特に反復練習が幼児期よりは増えているのではないのです。会話量が増えてその経験に比例して覚えるのも事実ですが、覚える数を考慮に入れると反復しなくても数回くらいの繰り返しで覚える単語が非常に多いのではないでしょうか。

もし一つの単語を3回繰り返すとなると1時間当たり6つを学ぶ必要がありますので

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