英語の発音は聞く能力に依存

私は大量に聞くことから始めました。私がネイティブの英語を聞いた時間はアメリカ滞在生活や通訳をやっていた時間も含めれば何千時間になると思います。私は英会話学習の初期のころ理解できないのに英語ニュース聞いたりしました。アメリカ留学中はテレビ番組を長時間見ました。理解できないために楽しくありませんでした。しかし修験者のごとく耐えるのも英会話習得の道と思いやっていました。ある時間を聞き込めば急に分かるようになるかとわずかな期待を持って聞いていました。実際には勘が良くなりますのでわずかながら聞き取れるようになっていきました。今ではなんと効率の悪い勉強をしたと後悔しています。

私のヒアリング力が非常に良くなったと感じたのは、英語の音声を音のストリームとし音を捉えるトレーニングを本格的に始めてからです。発音のトレーニング中には自分の発音を良くしようとするために舌、喉、口、唇、息の吐き方等をいろいろ動かして発音してみます。すると舌、喉、口、唇、息の吐き方と音の関係が良く分かるようになります。何よりも自分で色々な音が出せる事です。練習は必要ですが発音の速さも幾らでも自分で調整できます。トレーニング中に自分で作ったいろいろな英語の音が今まで気が付かなかったいろいろな情報を与えてくれるのです。

発音の練習で音の捉え方が上手になったからだと思います。音の作り方の上達する言うより、自分の発音の評価がより正しくなったからだと思います。自分の発音を評価する能力も、他の話者の英語を聞く能力も同じなのです。

言語学においても、臨界期を過ぎてからでも発音をネイティブスピーカーと完全に同じにすることは十分可能だということになっています。よい環境と指導、そして遠大な努力が必要ではありますが、不可能だという説は支持されていません。不可能ではないかと思われているのは「区別するべき音の聞き分け能力がネイティブ並になること」だけです。発音は聞く能力に大きな影響を受けます。

私の経験から話せば音と音の作り方の関係が分かれば多少の時間が掛かりますが、その調音ができない事はありえません。筋肉が不足しているとかパワー不足でできないことはありません。思うような音がでないのは筋肉の調整をどうして良いかが分からないだけです。しかし、発音は何回繰り返してもそれ程疲れる程ではありませんので試行錯誤でかなりの音まで近づけることが可能です。問題はどの辺まで自分の音と理想的な音の違いを聞き分けができるかではないかと思っています。

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